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月岡温泉の歴史

大正時代、月岡地区では石油開発が積極的に行なわれていました。石油ボーリングをしている折、そこから温泉が湧出しました。 そこで当時の石油組合の理事が温泉場の建設を思い立ち、湯小屋を作り地域の人々が中心となって旅館を始め、温泉地を形作ったのが月岡温泉の始まりです。

その後、昭和32年8月に各旅館に温泉を引湯し、名実共に観光地の仲間入りをしました。

白玉の湯の特徴と効能

硫黄泉について

  1. 硫黄泉の特色・懐かしい温泉の匂いのもと
    硫黄水素の匂いは、一種独特でいかにも温泉にきたことを感じさせます。
    ほっとくつろぎを覚える匂いの代表的なものです。
  2. 療養泉としての硫黄泉の定義
    鉱泉のうちに特に病気療養の目的に適したものを療養泉といい、1kg中2mgの硫黄が含まれていると含硫黄泉と表示します。
<硫黄分温泉表> 温泉の化学 やませみ2000年より
1 月岡 泉慶
※白玉の湯 泉慶 華鳳 自家用源泉井戸です。
(新潟 / 164.8mg/kg) 含硫黄塩化物泉
2 吾妻 高湯 (福島 / 118.3mg/kg) 含硫黄酸性泉
3 万座 (群馬 / 112.8mg/kg) 含硫黄酸性泉
4 国見 (岩手 / 99.7mg/kg) 含硫黄炭酸水素泉
5 鳴子 (宮城 / 94.2mg/kg) 含硫黄硫酸塩泉
6 本沢 (長野 / 88.9mg/kg) 含硫黄酸性泉
7 五色 (長野 / 86.3mg/kg) 含硫黄塩化物泉
8 月岡温泉 (新潟 / 85.8mg/kg) 含硫黄塩化物泉
9 多宝 (新潟 / 81.5mg/kg) 含硫黄塩化物泉
10 熊ノ湯 (長野 / 73.5mg/kg) 含硫黄硫酸塩泉

※白玉の湯(泉慶・華鳳)の硫黄泉は、日本全国で有数の源泉井戸です。

硫黄泉の温泉効能について

硫黄泉浴による二次的作用
1 皮膚の冷受容体が麻痺し、温受容体が刺激され、結果として温感が得られる。
2 血圧降下作用がある。
3 抗菌作用、抗寄生虫作用がある。
4 関節軟骨の硫黄Sの構成要素となる。
5 免疫系に影響を与える。
  1. 硫黄は皮膚に浸透しやすい
    高濃度の硫黄泉に1回入浴すると、数mg~最大10mgくらいまでの硫黄が皮膚から吸収される可能性があります。
  2. 一回の入浴でも硫黄は長く残る
    硫黄の主な作用は、皮膚表面や皮膚内で行われます。
    硫黄泉には1回入浴した場合、浴槽に浸かった皮膚の部分はもちろん、浸からなかった部分や頭髪からも、数週間後でも硫黄が増量していることが証明されています。
  3.  
  4. からだの中での硫黄の役目
    人体の全硫黄 (およそ50g) の3分の1は、コンドロイチン等のエステル型の硫酸塩として皮膚の結合組織、血管、軟骨、滑液膜などの組織に存在します。
    血清には、約 30~50mg/Lの硫黄が含まれ、そのうち 46%は無機硫酸で、42%は中性硫酸です。
  5. 皮膚で吸収された硫黄は血液に入る
      硫黄泉に入浴すると、硫化水素は比較的容易に皮膚から吸収されます。 また、吸入による作用も無視できません。1kg 中に 50mgの硫化水素を含んでいる硫黄泉に全身温浴を 30分間すると、およそ1.5mgの硫黄が吸収されます。 吸収された硫化水素の大部分は、その後、酸化産物となり上皮膚毛髪に付着します。浴水から吸収された硫黄は 15分後には、既に静脈血液の中に移行していることが証明されています。
  6. 血液の中の硫黄の動き
    吸収された硫黄は、まず血液中に入り大部分が無機硫化塩となります。
    最初の日のうちに 70~75%、3日後には80~85%が排出されます。
  7. 細胞内への取り込み
    細胞内への硫黄の取り込みは、入浴のすでに 20分後、軟骨と骨組織に多く集まります。其の他、弾性動脈壁目の角膜 ・ きょう膜内 ・ 皮膚 ・ 毛のう ・ 消化管 ・ 粘膜、特に軟骨では、放射能は 24時間後最高になります。
    (慢性消化器炎 ・ 疲労回復 ・ 健康増進 ・ 病後回復期)
  8. 硫黄泉のからだへの作用(関節リウマチと硫黄代謝)
    関節リウマチの患者さんは、毛髪や爪の硫黄含有量が特に減少している硫黄欠乏がよくみられます。これらのことから、関節 ・ 筋肉などの運動器のリウマチ性疾患に硫黄泉療が補充療法として効果があるといわれてます。
    (神経痛 ・ 筋肉痛 ・ 関節痛 ・ 運動麻痺 ・ 関節のこわばり)
  9. 硫黄泉は皮膚免疫反応に大きな影響を与える
    免疫学的に、硫化水素の硫黄は皮上皮に存在するランゲルハンス細胞のキモタキシスを変化させることが分かっています。 この細胞は、上皮星状細胞といわれる樹枝状に枝を出して細胞で抗原提示に生理学的意義がある細胞です。 この硫黄ランゲルハンス細胞機能を抑制する反応は、1回の硫黄泉入浴後、1週間以上続きます。たとえば、硫化水素が 40mg/Lの濃度で含まれている硫黄泉に 1回入浴すると、ランゲルハンス細胞の活性がおよそ 50%抑制され、細胞性免疫応答の調節に決定的な役割を示します。この抑制反応と抗活性酸素作用により、皮膚を通じて入った硫黄炎症反応を直接的に抑制したり、抗アレルギー効果が期待されるというわけです。
    (慢性皮膚炎 ・ アトピー性皮膚炎 ・ あせもの ・ きりきず ・ やけど)
  10. 硫黄泉 (硫化水素型) は血管拡張作用が強い
    硫化水素は、末梢の微小循環領域で強い血管拡張作用があるといわれています。血管が拡張し始める最小有効濃度はおよそ、 4~10mg/Lで二酸化炭素の数十倍です。
    (痔疾 ・ 冷え性 ・ 血圧降下作用 ・ 軽度の高血圧症 ・ 糖尿病 ・ 慢性婦人病)
泉質からみた温泉の効能  みんかつ 2005年 8月
表2 硫黄泉の適応症
入浴 活動的でない炎症性あるいは退行性の関節、脊髄疾患、運動器障害/筋肉痛、関節痛/関節や脊髄の手術や外傷後のリハビリテーション/末梢循環障害/軽度の高血圧/皮膚疾患(乾癬、にきび、油漏性皮膚炎、角質硬化症)/慢性湿疹、アトピー性皮膚炎、痒癬/重金属中毒(鉛、水銀、砒素など)
飲泉 高尿酸血症、糖尿病、金属中毒(鉛、水銀、砒素など)
吸入 上気管炎症、鼻炎、慢性副鼻腔炎、慢性気管支炎、喀痰の出にくい症状、気管支拡張症、口腔洗浄、歯周炎
禁忌症 重症の心・循環器障害、重症の腎障害

※白玉の湯は飲泉許可は取っておりません。

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